Do Wonders TAIYO GIKEN 大洋技研工業株式会社
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2007/07 の記事一覧  最新の記事一覧で表示

2007/7/31

Made in China to Made in TG

ON

短い期間だったが、今回の中国出張では現在の同拠点の課題や今後の方向性、さらにTGグループ全体の最適化像を明確化できたことが一番の成果であったと思う。写真は、TGCとTGH(北阳機械)の社員たちとの集合写真だが、日本、タイ、ベトナムと併せて、この中国2拠点が当地で来年8月に開催されるオリンピックの頃までには、メイド・イン・チャイナから脱却し、グループ目標であるSatis-Factoryを踏まえて、世界ブランド、「Made in TG」の実現に貢献できるよう、役員を中心にベクトルを合わせることができたと考える。同地のトップである王君には、経営トップの決断と実行力が事業の将来を決定づける。ビジネスはそれ以上にもそれ以下にもならないという主旨の話をしてきたが、次回予定をしている9月末の訪問時に幾つかの答えが現場に現れていることを期待する。同時に今日、インドネシア駐在の黒河君が、再びベトナム現法立上げ支援のために予定通り、ホーチミンに飛んだとの報告があり、同地での活躍が期待される。大手の企業と違い、一人何役と言うのが、「少数精鋭」を信条とする小さな事業体の特色でもあるが、種をまき水や肥料や光を適度に与えることで、蕾が開花する日は必ずやってくる。その感動を共有したいというのが、私のエネルギーの源泉になっている。   めざすのは、世界オンリーワン。

2007/7/30

In New Land

ON

午前11時半にホテルをチェックアウトして空港に向かう。エアポートにはいつものようにTGCの紀さんが見送りに来てくれた。研修生として当時の岐阜工場での出会いから、もう20年近くが経ったが、紀さんの頑固で律儀な性格は全く変わっていない。娘さんがドイツ留学をしたことを機に、再び一念発起して日本での就業を希望しているとのことを、先般王副総経理から聞いたので即決をした。元来職人気質的な性格なので、他者には少々理解し難い面もあるが、私自身にとっては紀さんとの出会いも一つの縁と感じており、彼がいなければ今のTGCもなかったと思っている。「紀さん、日本のTGでもあなたを必要としているので頑張って下さいよ。」と、伝えると、「拝(ハイ)、必ず期待に応えられるように頑張ります。」と、私の目を見て返答する紀氏。ある意味で、紀君はTGイズムを持っているひとりだ。信ずるところから全てははじまる。結果的に紀君と入れ替わる形なったが、日本の生産技術の高見専任部長の中国赴任が決定し、今回の出張で現法の幹部にその旨を伝えると、現地では技術レベルの向上を期待して歓迎の声がしきりであった。双方のベテランがそれぞれの新天地で、より実力を発揮してもらえることを切に願っている。※写真は、出発前青島での常宿Shangri-La-Hotelの日本人新スタッフの臼井さん、後藤さんとの記念スナップ。前任の金森さん、橋本さん、吉積さんには、お世話になりました。今後の新天地でのご活躍をお祈りしています。

2007/7/29

Sunday Sports

OFF

中国での公式日程を消化し、午前中は本出張を含めた仕事の整理をホテルの自室で行う。スィートルーム内にあったルームランナーは残念ながら未使用のまま。午後から民凱君を誘い、1F ロビーのカフェテリアでアフタヌーンティと雑談。夕食までの時間、何をしようかと思案。いつもならマッサージと言うところだが、お互い日頃の運動不足は否めないので、当地のスポーツ施設に行って汗を流すことで合意。最初にバンコックに引き続いてボーリングを3ゲーム。その後、私の中ではやはり中国は卓球の本場。「福原愛」チャンにちなんで、チャイナで中学生以来の卓球にチャレンジ。最初は肩慣らし程度と軽めにスタートしたが、次第に力が入ってきて結構本気モードに突入。結局45分スパンを2回プレィして二人とも汗びっしょりに。終了後、「この汗が、気持ちいいね!」「やはり、運動することは大切ですね。」と、仕事では滅多にない爽やかな表情でお互いの健闘を称え合う。シャワー後の青島ビール(私は、Sprite)が美味しかった。お陰で、久々に良い休日の午後が過ごせた。謝々。

2007/7/28

Welcome Dinner

ON

昨夜は、青島大洋と北阳機械の幹部約20名との懇親夕食会に出席した。冒頭、「力を合わせて、必ず世界レベルの会社になろう。」という主旨の挨拶をして、和やかな内にも各自の秘めた意気込みを肌に感じる。特にM&A調印の後、敢えて彼らの自主性に期待して訪問を控えてきたが、工場視察と平行して、この雰囲気を見る限りポテンシャルとモチベーションは相当高いように感じた。特に北阳機械の幹部は、創業者である薛氏の人柄を反映して仕事に対する適度なプライドと向上心を有しているように思われ、TAIYO GIKENにとっても心強い限りだ。開宴まえの役員ミーティングで、民凱、京落両氏に工場視察を踏まえて、今後のグローバル戦略上の中国拠点の方向性について、レクチャー方々ベクトル合わせを行い、それぞれの胸中に未来の姿を描くことができたことと思う。同席した堀川君に、「こうやって、仕事が国や人種の壁を乗り越えて、一つの目標に向かって協力し合えることは素晴らしいことだね。」と語りかける。お酒の強くない私に代わって杯を交わす彼女も、きっと何かを感じてくれたことだろう。

2007/7/27

Factory Tour

ON

モーニングコールもセットせずに今年初めてと言って良いほど、ぐっすり寝た。朝出迎えの民凱には少し迷惑を掛けたが、お陰で爽快な気分で中国にある二つの現法を訪れることができた。机上の説明も大事だが、長い経験から工場を歩くことの方がむしろ会社の現況を理解ができる。はじめ民凱、京落、紀君が私に付いて、作業内容について懸命に説明しようとするので、「あのねぇ、悪いけど見ればわかるから、ちょっと黙っていて。」と窘める。さらに、「説明を聞かなければ分からないようでは、すでに三流。」とつづける。『現場は正直で嘘をつかない。』正確には、見る目を持っていれば、『現場は嘘をつけない。』という感覚でもある。彼らも蛇に睨まれた蛙のように、じっと見入る私を心配そうに見守っている。最近は、以前と違って、現場で気づいたことや改善点をその場で指摘することを極力控えるようにしている。これは作業をしているオペレータに対する配慮で、実際に作業をやっているヒトにしてみれば、CEOがみているというだけで緊張するところに加えて、背中で、「ああだ、こうだ」と、通じない言葉で言われたら堪ったまのではないだろうと思うからだ。見えた問題点については、あとで意見交換を含めて幹部とディスカッション形式で話し合うように心掛けている。現場の作業は全て責任者の考えが反映されるもの。ともあれ、限られた時間ではあったが、決算書の数字に現れる現状を把握することができた。一番嬉しかったことは、訪問時双方の社員が温かく迎えてくれたことだ。※写真右側がTGC、左側が、新たにTGグループに加わった北阳機械。

2007/7/26

Qingdao, China

ON

結局昨夜は一時間しか眠れずに、朝6時のモーニングコールで起き、7時の南海ラピートでエアポートに向かう。アジア方面のフライトは午前中に集中するので、関空ではターミナルビル内のカフェテリアで朝食を採ることを常にしている。ここでの定番メニューはモーニング・ジャワカレー。ネーミングの由来は定かではないが、眠い瞼をこすりながら胃袋を目覚めさせるような気分で喉に流し込む。青島は地形的に霧の発生が多く、特に冬場はしばしばフライトがキャンセルになったり、ディレィしたりすることもあるが幸い今日はON TIMEで飛んだ。飛んでしまえば2時間10分で到着。いつものようにイミグレのところでTGC王副総経理と合流。民凱に促されて、空港出口で記念撮影。ホテルにチェックイン後、いつもの部屋が詰まっているとのことで、アップグレードされた最上階のスィートルーム(リビングが4部屋もある)で早速現法の現況報告を聞き、本出張の詳細打合せを行う。夕食は、赴任三が月を経過した堀川さんを交えて、例の日本式居酒屋に行った。午後10時過ぎにはホテルに戻り、取り敢えず一日目の目標は、マッサージと睡眠。

2007/7/25

Hard Three Days

ON

夕方一時帰宅して、急ぎパッキング。エアチケットと出張資料等を受け取るため再び本社に立ち寄って、経企室大坪Mgr.とショートミーティング。その後急ぎ最終近くの新幹線に乗り新大阪へ。午後11時過ぎに難波のスイスホテルにチェックインした。写真は、国際センターの本社を出るときのもので、疲労の色は隠せないが、何とか一応のやりじまいで、安堵感も少しと言ったところ。大阪では、例によって午前2時までやっている、「一風堂Nanba」で、遅めのラーメンディナー。ホテルに戻り、グローバル戦略中国バージョンに、あれこれと思いを巡らせていると午前3時に。週初めから、何かと時間に追われてしまった三日間だった。明日は6時起き、もう寝よう。

2007/7/24

What’s New? in TGC

ON
「3ヶ月行っていないけど、大丈夫か。」先週の出張の際、バンコックから中国の王副総経理に電話をした。「ええ、何とか頑張っていますが、今度はいつ頃お見えになりますか。」「気にはなるけど、意味がなければ、行かないよ。」、「今後の方針なども含めて、ご相談したいこともあるので是非来て下さい。工場も、少し変りましたし。」「分かった、調整する。」日程上、このままだと9月末にしかスケジューリングができないので、気になって電話したときの会話。ということで、急遽明後日からの中国出張を入れた。内心、グローバル戦略上、この時期にフォローアップしておかなくてはならないことや、自分のなかにあるアイディアの検証をしたいということもあり、経企室に無理を言ってスケジュール調整をしてもらった。「土日を挟んで五日間、これが限界です。」と、大坪Mgr.の声。「分かった、ありがとう。」トップの時間は、他人が思うほど自由にはならない。事業展開が拡がれば広がるほど、スケジューリングは難しくなるが、無理してつくったスケジュール。中国現法と全体利益の向上につながるようにしたい。

2007/7/23

Continuation

ON
「ブログを書くのに、どれ位の時間がかかるのですか」ということを、以前経企室の佐藤さんに聞かれたことがある。「そうだね、書き始めたら10分〜15分くらいかな。」と、そのときは答えたように思うが、実際のところは、テーマや材料によって、書き始めるまでの時間には相当にバラツキがある。語源となるWeb-Log(日誌)とは言え、一応公開するものなので、何でも書けば良いという訳にもいかず、多分他のメンバーの人達も同様のご苦労があると推察している。二年目に入ったのを機に、毎日書くことを心掛けているが、仕事柄、深夜に帰宅することも多く、アップの時間がずれてしまうこともあるが、今のところ続けている。「継続は力」という言葉があるが、ブログに限らず、プロになってからはちょっとしたことを毎日続けることで、色々な発見や少しずつひと味違ったモノの見方もできるようになったように思う。工場時代にあることがきっかけで、朝掃除をやりはじめ、結局職場転換までの三年間、毎日続けたのだが、これによって、それまで気づかなかったことが随分見えるようになった。継続することは理屈ではない。ただやることだ。体験上で言えば、気にならなくなるまでの目安は概ね一年。そんなに大袈裟に考えず、良いと思ったことを、見返りを期待せずにコツコツと。

2007/7/22

Leadership

ON
「人の先頭に立つ勇気」、「本質を捉える知」、「他者を感じる力」、この三つが、『カンブリア宮殿』に出演した東京大学総長小宮山氏が育成したい人物像というところでの紹介だったが、さすがに上手く表現されると感心した。 多分に共感を覚えるところがあった。特にこの中でクローズアップされたのは、先頭を行くものが必要だというところだったが、確かに先頭に立つと言うことは、人の背中を見て走ることに比べ、何倍もの勇気と結果への責任が伴う。結構簡単に、私にはリーダーシップがあるという方がいるが、真のリーダーシップとは、最も窮地に陥ったときや勝負どころで、私欲を越えた使命感のような感覚で湧き上がってくるエネルギーみたいなもので、達成欲や責任感はあれど、普段の自意識の中には余り強く存在しないように思う。先般、新聞のコラムで、「天才とは、目標達成に対して、最も耐える力を磨いたヒト。」という一節があり、イチローが紹介されていたが、これにも頷いてしまった次第だ。

2007/7/21

Global Standard

ON

ひと言で、モノづくりの企業と言っても、経営機能は実に多様にあり、R&D(開発、設計)もそのひとつである。週末の昨夜、技術部の守山専任部長とTGのR&D機能のアジア展開についてフリー・トーキングを行った。テーマは、これまで製品開発や新製品の評価を日本だけで行ってきたが、生産の主体がアジアに移りつつある現在、開発機能を海外にも設置することで、同地域の人材育成と相俟って、TG全体の開発力の強化とスピードアップを図るというもので、これは今後、他の経営機能の地球規模での最適化にも繋がるグローバル化対応の重要トライアルとも言える。ある意味、当社において日本でしかできないと思い込んでいることが、標準化を遅らせ機能の進化を停滞させているとも考えられ、他の国や地域で、一からつくりあげようとすることによって、改めて機能の、「世界標準」を意識し、現状から脱却して、「あるべき姿」に近づく機会になるとも言える。日本でやってきたことを海外でもできるようにすることで、新たな発見に遭遇したり、事業全体のレベルアップにも貢献するものと期待をする。

2007/7/20

TG BOOK as Our Image Promotion

ON

昨年、TGジャパンの創立満40周年を迎えるにあたり、記念マガジンを制作したが、次に企画しているものが、今のところ仮称、「TG Book」なるものだ。今日は、午前中Web.ブログページ構成写真の夏バージョン撮影を行い、午後からライターさんにも加わって戴き、本社で第一回目の企画ミーティングを行った。連日の睡眠不足で、少々疲れ気味だったが、ミーティングは始まると、やはり製作する以上は前作を越えたいという想いが、プロとしての出席者の総意であり、時間を忘れて活発な意見が飛び交う。中身については、乞うご期待と言うことにしておくが、かなり盛りだくさんのコンテンツとサプライズが提案された。これらを形にしていくことは相当タフなものになりそうだが、出来上ったら面白そうだな、というアウトラインの共有ができたので、感動あるTGビジョンのコンセプト・ブックをつくりあげて行きましょう。これから海外拠点のTGメンバーも含めて製作協力をお願いしますので、その際にはよろしく。ビジネス同様、他に類を見ない独創性のある一冊にしたい。

2007/7/19

Recruit Seminar in Nagoya and Saigon

ON

事業のグローバル化推進の一環として、今年から国内だけでなく、中国、ベトナムにも遠征して採用イベントやインタビューを行っている。Human Resourcesは、経営資源のなかでも最もValuableなものであり、非上場企業の当社にとっては、トップの考え方や、「こんな企業があるんだ。」ということを知ってもらうことから全てがはじまると思っている。お陰で様々な個性を持った人達との出会いが国内外で広がりはじめている。事業の発展、成長と、自らの成長、自己実現をオーバーラップすることができるか否かが、私の目指すビジネス上でのHuman Relationであり、事業目標を実現していくプロセスで、個々の能力や実力を伸ばしていくことが、少数精鋭スピリットの根幹になっている。来月8月に日本とベトナムで、今年最後の企業セミナーを行うが、どんな出会いと縁が生まれるのかを楽しみにしている。If you have interest to join us, come together and share the view.

2007/7/18

Expert Minority

ON

日本の留守中、ハードディスクに撮りだめしておくTV番組のひとつに、NHKの「そのとき歴史が動いた」があり、若き日の織田信長が名将今川義元に対して、桶狭間の合戦で、軍勢的には圧倒的窮地のなかから勝利を収めた史実の検証が紹介されていた。内容を要約すると。勢力的には4000対25000という歴然とした差があり、その上義元はこれまで伝えられていた人物像とは違い、当時の武将としては組織改革の能力は相当なもので、優れた戦国リーダーのひとりであったことも紹介される。常識では勝ち目のない、この大組織力に対し、信長が対抗したのは、「少数精鋭」組織と「最新兵器」の運用、そして洞察力を駆使して状況変化を読み、機を逃さず一点突破を図るという戦略。人心を捉えて、「例え数では劣っても、能力あるものが結束すれば、大きな力を発揮する。」という信念が、奇跡とも思われる勝利を招いたと結ばれた。「少数精鋭」、創業者が良く言っていた言葉で、この精神は私のなかに受け継がれているように思う

2007/7/17

Ladies Power

ON

上記写真は、TGTメイン工場のあるRayongの品質管理課(含検査)の作業風景とオフィススタッフたちだ。A.Mgrのパリンニャ君を除いて、御覧の通り全てが女性によって組織されている。オフィスのセクションは経理、人事、輸出入の三つに大きく区分されており、スーパーバイザーの指揮のもと、効率良く日常業務が廻っている。この他、視察した出荷業務でも力仕事以外は、全て女性。座間君曰く、「男を配属しても、間に合わないからと、排除されてしまう。」とのこと。総勢420名で、内男性は25名程度だそうだ。まさにレディズ・パワー。工場は24時間体制で動いているが、管理面は彼女達によってDay Shiftのみの定時間で廻しているという。事実午後5時30分が終業時間なので、5時45分頃に事務所の前を通ると、既に事務所の電気は消えており、全員が帰宅をしていた。日本では、「これからの経営は、女性の能力を活用しなくては・・・」と言われて久しいが、TGTを見ると管理面でのグッド・モデルがここにあるように思えてくる。時代は既に、女性サイドから見た場合の、「男性をどう活用して行くのか。」に移っているのかも知れない。私自身男性の一人として、少し複雑な心境だが、男性諸君に奮起を促しつつも、女性の登用がこれからのビジネスの成否を左右する決め手の一つになるであろう。

2007/7/16

Mutual Beneficial Relationship

ON

深夜便で帰国のため、夕方まではホテルの部屋で今回の出張のPDCAチェックを行った。市場経済の環境変化を含めて、これから10年、20年先を考えるとき、アジアとの共存共栄は、日本企業にとって不可欠なものであることを改めて強く感じた。勿論欧米や他の新興地域にも目を配っておく必要はあるが、台湾を含めた中国、日本にとってASEANの国々は、重要なビジネスパートナーであり、当地では技術立国の外資企業として、良い意味でのプライドと適正なこだわり、そして向上心、更に途上国に対する理解とリスペクトの気持ちを調和しながら、決して搾取ではなく、共に未来に向かって伸びて行こうというSpiltとPassionを持ち続けて、ひとつひとつの壁を越えていくことが肝要であると感じる。高齢少子化を迎える日本は、年金問題を考えることも大切だが、資源の乏しい国がどこに国の将来を持って行くのかということを考えることも、もっと重要な気がする。過去にこだわっていては、未来を失ってしまう。今こそ「世界からアジアを」、そして「アジアから日本を」、という発想転換が必要だと考える。※写真は、いつもお世話になっているFour Seasons Bangkokのホテルスタッフ、黒岩さんとレンちゃん。そして深夜の空港での座間君とのツーショット。お世話になりました。See you soon.

2007/7/15

Ordinary Holiday

OFF

10年以上ビジネスOnlyの生活になってしまっているので、今年は無理をしてでもOFF Dayをつくろうと思っているのだが、いざ何をしようかと考えると、余りにも余暇から遠ざかっているので、結構真剣に考えてしまう自分がいる。Rayongからの帰りの車中で作戦?会議をして、Bangkok郊外にあるRose Gardenという観光スポットに行った。ここは寺院と並んで当地の文化を理解するのには絶好の場所で、多分ツアー等で初めてタイを訪れる人達には旅程に組み込まれるところだと思う。ガーデン内では、タイ文化(古式の結婚セレモニーやキックボクシング、民族舞踊など)を凝縮したショーや、この国の象徴の一つである象の曲芸もあって結構楽しめた。帰りにバンコック市内で最近増えているPlay Spotに立ち寄り、久々にボーリングをやった。座間氏はフォームからすると昔は相当の腕前のように見受けられたが、彼自身も5年振りだそうでスコアには納得できない様子。かく言う私も、特に後半、指先の握力不足を思い知らされ、以前なら確実にゲットしていたスペアが全くとれなくて、悔しい思いの連続。ゲーム後、「ボーリングも、あなどれない。」と、今後の体力強化の必要性を再認識した次第。ともあれ、こうした何でもない普通の休日が新鮮に感じられた一日だった。

2007/7/14

Asia Power

ON

今回の出張も終盤となった。TGのスローガンのひとつである、「World Biz From Asia」の実現に向けて多忙な日々が続く。ベトナムではオープニングスタッフの採用、タイでは生産移転の状況をお伝えしてきたが、本出張では、もう一歩大きくTGのグローバル化対応を進め事業構造転換を図って行くことの一環として、タイに第三番目の工場建設用地を取得することを決定した。特にタイ現法について述べると、96年の設立直後にアジア通貨危機に遭遇、経営を成長軌道に乗せるのに三年の時間を要したが、その間モノづくりの基礎をしっかりと築き、その後タイ経済の回復基調の波に乗って需要が大幅に伸びたことが、現在の安定経営につながった。既に三度の工場拡張をしたRayong Plantは95%程の占有率になっており、アジアセンターも着々と樹脂製品の集約に向けて体制を整えつつあるが、事業ドメインで見た場合には二輪車ビジネスがメインとなっており、リスクマネジメント上の観点からも技術進化の側面からも、ここで守りに入るのではなく、次のチャレンジ目標を設定して、更なる成長をめざすことが、TGTにとってもTG全体の将来にとっても大きな意味があるように考える。座間君にとっても大きな課題ができたが、これが経営の醍醐味であり、腕を磨くチャンスだと捉えて、名実ともにTGTがTG生産のフラッグシップとなるべく、モノづくりの理想を追求していって欲しい。今私の手には、何十冊目かの、「トヨタ生産工場のしくみ」という本がある。再び知恵比べがはじまる。

2007/7/13

Asia Center

ON

昨日に引き続いて、タイ現法のTGアジアセンターを視察した。アジアセンターは、首都バンコックから車で約一時間のAMATA NAKORN工業団地内にあり、日系企業も多数入居しているタイでも有数の工業地域だ。新国際空港からのアクセスも非常に良く、現在はTG樹脂製品の集約工場として最新鋭設備導入と生産移転を推進中だが、いずれはネーミングが示すようにR&Dを含めたTGのモノづくりの中核を担う拠点にまで機能アップさせたいと考えている。今日の訪問時には最近日本から生産シフトした三点の生産が行われており、座間副社長の陣頭指揮のもと、現地のエンジニアとオペレータの知恵と汗の結晶を確かめることができた。この事業拠点には、ラヨーン工場から異動したチャミット君が工場長として赴任しているが、新期製品の立ち上げと平行して、次回訪問時には次のステップへの考察をする時期にきていると感じた。モノづくりに終わりはない。知恵比べがブランド力を高めていく。現法社員の一所懸命さに感謝をして工場をあとにした。

2007/7/12

Production Shift

ON

タイ現法のメイン工場のあるRayongに行く。今回楽しみにしていることのひとつに日本からタイへの生産移転品の生産状況を自分の目で見ることがある。以前と違って心配する気持ちより、こちらでどのようにつくられているのかを見たいという気持の方が強い。タイ現法は創業10年を過ぎ着実に技術力をつけてきている。勿論、工程移転時には何が起こるか分からないという細心の注意と確実なチェックが大切だが、同等以上という品質目標のなかで、当地ではどのように工夫して総合的に品質を確保しているのかを見ることは、とても価値のあることだ。過日TGT座間副社長から量産化までの試行錯誤について、レポートや写真で報告があったが、やはり現地で現物を実際に見ることが最も重要であり、モノづくりの基本。どうしても言葉では尽くせないこともある。5分間じっと見る。ただ見る。工場長時代に培った私流の4Mチェック。何事もなくつくられているように見えるが、実際のモノづくりで、トライアルから量産までにトラブルなく進むことは殆どない。苦労の結果がここにあり、例え今は上手く行っていても、維持継続の難しさもここにある。視察後の座間君とのモノづくり談話が楽しかった。

2007/7/11

Next Stage

ON

朝11時のフライトでホーチミンからバンコックへ移動。正味一時間程度の飛行時間で着いてしまうので、時間的には空港での待ち時間の方が長い。この間をどうやって過ごすのかも国際ビジネスマンにとっては重要になる。当然のことだが、ビジネスは常に外部内部の変化を敏感に捉えながら、大きなところの戦略と目先の現実や問題点をコツコツと改善・解決して行くという日常がある。このバランスをいかにコントロールしたり、PDCAを廻したりするのかが成否を決定づける。難しい表現だが、顕在感の何倍もの潜在感を持っていないと幅広く奥深くモノを考察する力はついてこない。話が雑然としてしまったが、バンコックの空港で座間副社長、パリンニャ君の出迎えを受けてフォーシーズンホテルにチェックインをした。ベトナムの工場の残像を残しつつ、TGビジネスの次の一手を探るため、今回は先入観を一度リセットしてダイナミックな気分でラヨーンとアジアセンターを視察しようと思う。写真左は、TGVで改善が一歩進んだ工場での記念撮影、右側は次の一ヶ月間の課題確認を終え、ベトナム出発前、珍しく(失礼!)すっきりした表情の近藤君。しっかり頼むぜ。

2007/7/10

Smiling Faces

ON

約一ヶ月振りにベトナム現法を訪問した。地道だが前回の課題がひと通り形になって実践されていることを自分の目で見ることができた。現場があるべき姿に向かって試行錯誤しながら良い方向に変わって行くことが何よりも嬉しい。午前中は工場視察、午後からは次のステップに対してやるべきことの洗い出しをしていたら、あっという間に終業時間になった。そこで訪問時の恒例になった終礼を行う。「みんな一所懸命にやってくれてありがとう。来月は新しい機械が搬入され、日本やタイからも技術指導の応援が来ます。そして今回の採用活動で新しいスタッフも入ってきます。一歩ずつ力を合わせて良い工場をつくって行きましょう。」例によって最後に一人ずつとハイタッチ。しかし今回は来月の新規設備導入での成功を祈願して両手ハイタッチはお預けにして片手ハイタッチを教える。来月上手く行ったら両手でやろうと誓い合った。勤務中は真剣に、休憩や仕事が終わったら笑顔で。来るたびに彼らとの距離感が近くなり、本当に少しずつだが、TAIYO GIKENの理念が伝わって行くような気配を感じた。「真剣に働き、愉快に遊ぶ」は、経営理念の一節だが、現地社員の笑顔に触れると、疲れなど吹っ飛んでしまう。帰りの車中で、同行の黒河、近藤両君と「これからしっかりやるべきことをやって、年末には高価な場所でなくても良いから、全員でパーティができるように頑張ろう。」と話し合った。厳しくとも明るい職場でなくては良いものはできない。

2007/7/9

Audition in Vietnam

ON

こちらでの採用活動は、面接というよりもオーディションといった方が、実際の臨場感に近いイメージだと思う。予定通り朝8時から340名の応募者のなかから一次をPassした16名の候補を30分スパンでインタビューした。殆どの応募者は、一時間くらい前に会場に着いており意欲が伝わってくる。勿論ドタキャンする人も一人もいない。あとで現地のスタッフに話を聞くと、自分の順番を待っている間、一次の時とは違い、かなり緊張している様子であったとのこと。途中でトイレに立つと座って待っている人が、立ちあがり、「Good Morning, MR. Ishimi.」と挨拶をされる。事前にWEB.やマガジンで私のことを含めて研究していることが窺える。結果として三分の一強の合格者を選んだが、数字上では50倍を越す難関ということになる。合格者は、こちらの法律で試用期間2カ月を経て、正式採用となる。全く新しい国や土地でTGスピリットを創り上げていくために情や妥協は禁物だ。写真は、面接終了後のもの。

2007/7/8

Sunday Sunshine

ON

関空からジャスト5時間のフライタイムで、午後2時にホーチミン空港に到着。空港出口で出迎えの黒河・近藤両君そして、ここでの定宿となったPARK HYATT SAIGONのホテルマンと合流。せっかくなので一服しながら記念撮影。第一ショットを「ハイ、ポーズ」と撮り、できばえをチェックしたところ、何とホテルマンがちゃっかり真中でニコッと写っているではないか。「ちょっと待て、アイム・ユア・ゲスト!」、「オー、ソーリー」、「チェンジ!」という会話のあと、再度撮り直したのが左側の写真。最近ここでは雨に降られることが多かったが、今日は見事な晴天に恵まれて気分良く現地入りができた。到着後、現況報告を受け、その後予約してもらっておいたマッサージ店に行く。この1ヶ月、特に後半は疲労が溜まり気味だったので、これを楽しみに頑張ってきた感があったので、本格指圧のマッサージは、とても心地良かった。夕食を挟んで明日のインタビューのレビューを行い、日本との時差2時間を考慮して、今日は早めにホテルに帰還した。

2007/7/7

Rush on Saturday

ON

「明日の大阪のホテルは、6時過ぎのチェックインと伝えてありますから。」「えっ、大阪?!。」「そうですよ、日曜日のフライトはセントレアじゃないですよ。」昨日の帰り際、エレベーター前での経企室大坪マネージャーとの会話。最近ホーチミンへのフライトは名古屋発が多かったので、てっきり今回もと思い込んでおり、急遽土曜日のスケジュールを切り詰めて、午後9時57分の新幹線でマックのテイクアウトを手にして大阪へ。11時過ぎにチェックインをした。最近名古屋駅の新幹線側にマクドナルドができたので良く利用をする。駅弁当も嫌いではないが温かいのでこちらの方が良いかも。ホテル到着後一人で定宿のスイスホテルに泊まるときには、近くにある博多ラーメン、「一風堂」を訪れるのを常にしているので、深夜コンビニへの散歩がてら立ち寄ってきた。このように書くと、すごく良く食べるように思われるかも知れないが、朝からラッシュ状態で何も口にしてなかったので、二食分を一度に食べたような感覚だ。お陰で今週やるべきことは何とかキャッチアップをすることができた。ハードな七夕の一日だった。明日は6時起きだ。

2007/7/6

Moving Management

ON

地球規模での事業最適化は、グローバル化戦略上の最重点課題である。明後日からの東南アジア出張も、未来構築が主要目的となる。経営ビジョンを実現していく上で、マーケットの環境変化を考慮し、事業展開の具現化のタイミングを計り、人、モノ、資本を如何に配分していくのかがポイントになるが、私の描く三年先の未来から見たとき、現在表面化してきているTGの動向は、飛行物体が次のゴールに向かい滑走路を助走しはじめ、TAKE OFF直前のような状態だと言える。キャプテンは、離陸した飛行船が目的地への安定軌道に乗るまでの道程を設定し、クル―が迷わずに各タスクを遂行できるような道筋を立てる必要がある。TGグローバル化第二章のシナリオづくりと次の一手をハードとソフト両面から考察しつつ、当面は動きながら考えて決断をして行く、Moving Management Styleが続きそうだ。

2007/7/5

Built and Development

ON
関東圏から九州地方まで、幅広い地域から応募者が最終選考会に訪れる。本年度国内第二回目のリクルート活動もあと一日を残すのみになった。この選考会を終えると来週月曜日にはベトナムに選考会場が移る。現地からのレポートでは、その後応募総数が340名に達したとのことで、最終選考までの絞り込み作業も佳境に入った様子が伝えられる。国や人種は異なれど、当社のめざす「Small But Global」というゴールはひとつ。特に開業間もない事業拠点では、オープニングスタッフのキャスティング如何によって、今後のプロダクション最適化の進捗速度が大きく変わってくるので一歩ずつ確実にステップを進めていかなくてはならない。これまでTGは、海外進出に際して、100%全額出資を基本にしてきている。これは目先の利益も大切だが、経営理念やビジョンを共有して、苦労は多くても進出国の人達と共に汗を流しながら、世界に通用するブランドを育てたいという志があるからだ。

2007/7/4

Hungry Heart

ON

80年代にブルース・スプリングスフィールドというミュージシャンが、同名タイトルの曲を発表してヒットしたが、自身ハングリーという言葉の響きがとても好きだ。ひと言で何故チャレンジをし続けるのかと問われれば、Hungryだからと応えるだろう。事業でも人生でも、ある目標を達成したとき、一瞬の感動を得ることができる。感動を体感することは素晴らしい。しかし次の瞬間、その目標が次のゴールへのプロセスであったことを知らされることが多い。私は20歳のとき、60歳までの人生設計を立てた。内容は心の奥にしまってあるので紹介することはできないが、大なり小なり挫折をしたときに、自分に問いかけたり励ましたりしてきたものは20歳のときの誓いだ。良く言われることだが、人は過去にも未来にも生きられない。時間の公平さを知り、いつも今という時間を大切にしたい。少しシリアスになってしまったが、何かの参考になれば幸いだ。

2007/7/3

Business Trip

ON
村上常務を伴い得意先を訪問した。私自身はかつて営業本部長をしていたことがあり、当時は週3、4日のペースで北海道から沖縄まで全国のお客様を訪問していた経験があるが、グローバル化推以降はすっかりご無沙汰をしてしまい、最近は何処を訪ねても、「久し振りだね。」と声を掛けられることが常になってしまっている。有難いことに当社の納入先は一流企業ばかりなので、ときに厳しく、そしてときに暖かく接して戴き、お会いするたびに色々なご指導を賜わったり、ビジネスヒントになる貴重な意見交換をすることができる。今日も戻りの車中で、面談中の会話を受けて、これからのTGジャパンの方向性について、レクチャー方々あれこれとブレイン・ストーミングをして、ひとつの結論を導くことができた。アイディアは会議よりも現場の方が生まれやすい。

2007/7/2

Insight

ON
昨夜は0時過ぎに眠ってしまったので、一日遅れのアップとなった。今週も国内出張、最終選考会、夏季賞与の査定等のスケジュールが控えており、タイトな状況には変わりない。社長業はいわゆるWEEK DAYのON DUTYのときは、他人が思う以上に自分の時間を持つことが困難であり、常に最終判断が求められるポジションなので、洞察力と速断力を高めるように心掛ける必要がある。感覚で言えば、先入観を持たずに素直にモノを見る癖をつけることが大切であり、これによって多くの発見をすることができ、細胞に貯めておいた複数の事象が重なったときにアイディアや決定を幅広い観点から下すことができる。言い方を変えると、点から線、線から面、面から球といった具合にモノの見方を広げていくスキルが求められると考える。いざとなったときに、点でしかモノを見ることができないのと、球でモノが見られることでは判断に大きな差が生じる。

2007/7/1

Go On

ON
今日から7月、2007年も後半に突入した。容赦なく刻まれていく時間との葛藤が続く毎日だが、日本で過ごす週末は、気分転換も兼ねて少なくとも一度はぶらりとひとりで街に出るようにしている。前にも紹介したが、CDショップと書店通いはお定まりのコース。今日は、故司馬遼太郎氏の著書、「燃えよ剣」の99刷り目の文庫本が、何故か目に留まり安い場所に高く積まれていたので懐かしさもあって買ってきた。ご存知の通り、幕末の新撰組について書かれたものだが、以前読んだのは学生時代だったと思う。どうしても最近は経済や経営関連の本を選ぶことが多くなってしまっているが、元々は海外文学を含めてジャンルに拘らずに読んだものだ。そして仕事の合間、日曜日のささやかな楽しみは自炊。特別に上手いわけではないが料理をつくるのは結構好きだ。何をつくるのかを決めて食材を選ぶときと、食材を見て何をつくるのかを決めるときがあるが、どちらも楽しい。本当はこれにスポーツが加わると良いのだが。先日品証部の小山Mgr.に何かで勝負しましょうと挑まれているので、負けず嫌いな性格上、密かに基礎体力づくりを始めなければとも思う今日この頃だ。