Do Wonders TAIYO GIKEN 大洋技研工業株式会社
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2007/9/30

Small But Global

ON

福田新首相が誕生し、今後の国の政治運営に期待と不安が入り混じる状況になっているが、先の自民党総裁選で同氏が発した「自立と共生」というスローガンが、かつて民主党党首小沢氏が掲げたものと同じであったという点が話題になった。最近気づいたことだが、当社のスローガン、「Small But Global」を、オムロンさんが事業方針として提唱し始めた。知り得る限り、同社のそれは2006年に打ち出されたものらしい。言葉やフレーズにはパテントをかけられないので、どちらが先と言うことを議論するつもりはないが、最も大切なことは、組織の方針や意図とすることが、どこまで浸透し、具現化されてトップの目指す方に向かっているのかという点にある。1996年にスタートしたTGの企業ビジョンが進化を繰り返し、近未来に成就することを願ってやまない。

2007/9/29

Ego or Ever

ON
政局を受けて国内政治環境は揺れている。時世が動くときに思い浮かぶ言葉の一つにエゴかエバーかという選択の分岐がある。もとは船井幸雄氏の著書に由来するが、自分だけの利益か、全体利益かという解釈で捉えると、社会でも会社でも最終局面やピンチの際に、エゴが強まればネガティブな空気に支配され、エバーが強まればポジティブな空気が発生すると理解している。無論リーダーは、どんな状況に陥ってもエバーの道を選択しなくてはならない。言うは易く行うは難し、の例えの如く、平常時に自己認識力を高めておくことが肝要だと思う。暗闇の中に光を見出した時、進むべき道が決まる。逃げ道ではなく、ゴールへの道を選ばなくてはならない。

2007/9/28

Learn the lessons of history

ON
「過去にしがみつくものは、未来を失う。」35歳で社長に就任した当時の経営計画の序文に入れ込んだフレーズだ。当時の私にとってこの一節を織り込むことは多少勇気を必要とした。意図するところを理解頂けるだろうかと懸念しながら創業者に原案を提出したことを記憶している。「時流が変わった。これからの経営者は大変だな。」と言うのが会長のコメントだった。病床でのやりとりだったが、今から思うとこれが本当の意味でのトップの引継ぎだったのかも知れない。松下幸之助氏や本田宗一郎氏に代表される多くの昭和の創業者達が、戦後の復興期から起業をし、資源に恵まれない日本を経済大国に導いて行った終焉機の一端を若い頃に共有できたことは、何ものにも代えられない私の財産だと思っている。アナログからデジタルへと時代は移り、経営環境は大きく変わってきているが、厳しくも愛情のある人間力を持った先人リーダー達が刻んでいった軌跡に学ぶことも多い。

2007/9/27

Functional Meeting

ON

J-Sox法の施行を踏まえて、企業のコンプライアンスやガバナンスと併せて内部統制の強化が求められる昨今だが、今日は先週に続いて岐阜事業所での資材管理ファンクショナル・ミーティングに参加した。個々の業務の実態を理解し、慣行によって個別に行われている業務を、できるだけベーシックな観点から眺めて、あるべき姿への認識に近づけ、よりシンプルに、そして個々の業務を点から線に繋げていくようにリードすることを心掛ける。参加者は前回同様、新人も含まれているのだが、目の力はどの社員も真剣で、まだ19歳の石本君が積極的に発言をしようとする姿勢が特に印象に残った。根気良く続けて行けば、遠からず面も見えてくることと期待している。新人たちの素直な姿勢に教え、教えられ。

2007/9/26

No Royal Road

ON
最近では、一ヶ月以上連続で日本滞在をすることは寧ろ稀なことと言えるが、改めて日本から、「World Biz From Asia」を考察することと、事業の海外展開に走った過去10年の結果、次の10年のスタートにあたり国内ビジネスのリストラクチャリング、リエンジニアリングの具現化を模索する毎日だ。先を急ぐが故に足下を照らして現状把握を進めている。お陰で色々なことが見え始めてきたが、それだけに未来から見た最良の一手を選択するのに今まで以上に時間を費やしている。Small But Globalという大きなゴールに向って、個々の経営課題に対する具現化のレベルに視線をもって行くと、ベクトル合わせに最低限の時間は必要となる。改善に王道はないと言うのが実感だ。やはり地道な日々の積み重ねが一番の近道なのだろう。自らが変わらなければ周りは変わらない。

2007/9/23

Innovative Changes

ON
第一次石油ショックの余波を受け、私や私の学友が就職活動に奔走していた30年前、いまでいう就職先の人気領域のトップは総合商社だった。当時、海外に強い興味を持っていた私も秘かに憧れる職業だった。時の流れを経て市場原理やコストカットの観点から、商社ビジネス利益源泉の主要要素となる手数料削減や中抜きという環境変化によって、バブル崩壊後に凋落傾向が鮮明になってきた。このような存亡の危機から10年間で名門三菱商事が大改革し、今年過去最高収益を上げるに至った様子が、今日放送のサンディプロジェクトで紹介をされた。変革後の現在、実に収益割合の7割が事業投資収入で仲介手数料は3割になったとの実態。詳細は省くが、彼らの唱えるValue Linkという考え方は、全く業種や規模の異なる当社ビジネスにも大変参考になった次第だ。来週も続報が放送されるようなので興味のある方はご覧ください。久し振りにビジネスにロマンを感じたひと時だった。危機感なきところに改革はない。改革は常識チェンジだ。

2007/9/22

Rediscover My Feelings

ON

行き詰ったときに、初心に戻るという言葉がある。プロの道に入って30年。妙な表現だが、これまで凡そ10年毎に初心を塗り替えてきたように思う。最初は勿論入社したとき、二度目は社長に就任したとき、三度目は世界へのチャレンジを決めたとき。大きな志は変わらないが、都度覚悟を自分の腹と魂に据えてきた。この感覚はStyle Changeというより日本語の初志貫徹という言葉の方がしっくりくる。さながら今は、四度目の初志を探している状態だと言える。ひょっとしたらビジネスマンとして、これがラストランになるかも知れないが、それだけに今は走る速度をペースダウンして、賭けるのに値する最良最適の道を模索している。自分にしかできない道をつくりたい。※写真は、10月から変わる新幹線ホームの看板の新デザイン。池上氏の作品です。

2007/9/21

Live in Now

ON

「経験に頼らない。」30歳を過ぎた頃から、私が心掛けていることだ。この考え方は、20歳のときに立てた人生設計との関連がある。若い頃の経験は理屈や理論抜きで懸命に取り組むことで、自己形成の財産になるが、ある年齢になると垢みたいなもので、自らを頑固にさせ、素直さを奪い成長や進歩の妨げになる。さらに周りの環境変化に無頓着になり、変化に対する鈍感性が増してくる。以前、野球解説者の掛布さんが授けられた賞のトロフィーや盾を人にあげてしまったりする理由を尋ねられて、「それはもう過ぎたことのもの。過去の栄光にしがみついて、今やらなくてはならないことが見えなくなることの方が怖い。」という意味の話をしていたことに共感を覚えたことがある。幾つになっても今を生きる方が愉しい。

2007/9/20

Town Meeting in TGJ

ON

岐阜事業所に行き、工場視察と購買資材機能のミーティングに参加した。工場視察では、この9月から入社したニコラ君(ブルガリア出身国際大学大学院卒)と農蘇さん(米国セントグレゴリー大学卒)が、工場内で真剣に作業に従事している姿を見て、内心感動を覚えた。それぞれ経済とジャーナリズムという専攻とは全く異なる分野からのチャレンジだが、一心に作業に汗を流している様がとても印象的であった。この汗は将来きっと活きるぞ、そして活かさなくてはと感じた次第だ。その後のミーティングでは、仕入関連の業務改善を主題にして幹部他、4月入社の上野さん、本社からは総務の杉田、経理の新人石本さんを交えて、現状報告を聴きながら、あるべき姿とのギャップを如何にして埋めていくかという観点で進行させて行ったが、色々な面で直接社員の声を聴くことができ、自身大変勉強になり、今後の経営運営にも参考になる点が多かった。いわばタウンミーティングのような形式であったが、こうした機会を増やしながら現状把握を深めていき、組織の活性化に繋げていきたいと思う。純粋に努力する新戦力の姿にパワーを与えられた一日だった。

2007/9/18

Secretarial Staff

ON

朝から高校生の採用選考会。これで今年の採用活動はひと区切りとなる。昨日から秋入社の一環で、経営企画室付秘書として佐藤寛子さんが入社した。佐藤さんは、千葉県出身で高校を卒業後に渡米、2006年12月にカリフォルニア州立大学サクラメント校生物学部を卒業後、帰国後の就職活動で当社を知り、縁あってこの度の入社となったが、最終面談時の話し合いで、ビジネスウーマンのスタートを秘書業務から始めることになった。秘書の配属はおよそ10年振りになるが、岐阜事業所で仕事をはじめたニコラ君、農蘇さん同様、TGの新しい風となって、良い意味で風土改革の一役を担ってくれるものと期待している。

2007/9/17

Realization

ON
ビジネスの世界では、どんなに素晴らしいアイディアも実行に移されなければ意味がない。そもそもExecutiveは実行するヒトという意味である。TGの場合、事業のグローバル化対応を柱にして、海外進出や市場開拓を実施した結果、一定の成果を得ることができたが、反面国内事業の位置付けが不透明になり、全体が受身になっている感がある。私自身、忙しく海外を飛び回って来たが、暫くの間、日本に滞在し、今後の国内事業のあるべき姿を描こうと思案中だ。動いているものはMoving Managementでも対応できるが、動かないものを動かすには、相当な知恵と実行力。そして強いリーダーシップが必要となる。

2007/9/13

Risk Management

ON
インドネシアのスマトラ沖でM7.8の地震発生のニュースを聞き、現法の黒河君にジャカルタの状況を確認したところ、彼自身は車に乗っている最中だったとのことで、アパートに戻ると、置物が数点床に落ちていた程度という話だったので一安心をした。被害に遭われた方々には、心よりお見舞いを申し上げます。世界にビジネスを展開すると災害や政治社会状況の変化に敏感になると同時に、マニュファクチャラーとしての供給責任という観点からも危機管理マニュアルやリスク分散といったことも視野に入れてマネジメントを考慮する必要性が高まってきていると実感をする。先の新潟県中越沖地震で被害に遭われたリケンさんの件は、記憶に新しいところだ。

2007/9/12

Stream of Time

ON
第二次内閣が発足して僅か二週間、安倍首相が辞任。所信表明後の出来事だった故に誠にBad Timingである。退陣の真相をめぐって、様々な憶測が報道番組等で語られているが、本件によって、日本は二大政党時代へ向かう公算が強まったように思われる。政治と経済ではフィールドが異なるが、リーダーは常に時世を読み適確な対応をタイムリーにして行く必要があるという点においては共通点がある。理由の如何を問わず、このような形で国のリーダーが退陣してしまったことは残念だ。

2007/9/11

Long Term Plan

ON
10数年前のTV番組で、ソフトバンクの孫氏が語っていたことで、300年ビジョンという表現が印象に残っている。つまり300年先の将来像を描いて今の行動をしているという意味だ。300年はともかく経営トップは、事業の未来軸をどれくらいの長さまで考えてビジョンなり方針を掲げるのかということが重要なタスクのひとつだ。向かうべき方向が決まらなくては、戦略も戦術も立たない。将来設計という意味では、規模は違えども事業も個人も似ている。勿論、実現して行くプロセスには環境変化やクリアしなくてはならない難問も生じてくるので、細かなチェックや軌道修正を繰り返してスパイラルアップして行くことが肝要だ。このときに大切なことは、責任自分論であり、他に転嫁しないという意志の強さが企業や個人を成長させて行くポイントだと思う。

2007/9/7

Tomorrow, We Will

ON
今週は税務調査の関係で一週間本社デスクに詰めていたので、普段と違って机上で考える時間を多く持つことができた。昼休みにネットニュースに目をやると、東京では都市再開発の一環で外資系を中心にホテル進出が相次いでおり競争が激化しているとのこと。これまで、ホテル通の間では、「新しいホテルには三年間は泊まるな。」という観念があったが(一流のサービスが定着するのに時間がかかるという意味)、今では一年、半年でレベルを上げなくてはという具合になってきているという内容だった。このニュースを見て、子供の頃、父親が言った言葉を思い出した。「新車は、発売後半年位は買わない方が良い。」今では世界を代表する品質技術を誇る自動車産業ですら、はじめから完全なものではなかったという意味で、ビジネス継続発展のためには、常にスピードと進化が求められることを改めて考えさせられた次第だ。現状維持は後退。明日を望むならば今日の時間を未来に向けて行こう。

2007/9/4

Drought

ON
堀川さんのブログに、私の体調を心配してくれている様子が載り恐縮です。自分の身の回りに起こること、良いことも良くないことも必然と捉えるタイプなので、良い意味で直接原因だけでなく、大切な何かを伝えられているのでは等と。グローバル環境への対応という課題に対する主軸にぶれはないのだが、少し心が渇いている。夢中になって走り続けてきた結果、拡大と膨張の狭間を埋める何かを見つける必要があるように思う。10歩先から見た場合の次の一歩。先を急ぐために、しばし立ち止まって眺めてみよう。

2007/9/3

Hungry Heart

ON
9月に入り、日本の猛暑もやや凌ぎやすくなった感がある。最近は東南アジアと日本を往復することが多いが、モノづくりに関して言えば、機械設備の進化によって技術レベルの差を大幅に縮めることができるようになってきたと言える。国内では農業の後継問題が問われているが、第二次産業でも技術の伝承については後継者不足が深刻になりつつあるように思える。国内の就学状況も機械工学を学ぶ学生が減り、コンピュータやIT分野を専攻する人が増えているのが実状だ。情報通信の発展で、この傾向は急速に世界中に広がりつつある傾向だが、現実に経済先進国と発展途上国を比較すると、物質的にハングリーな国のほうが技術を身につけたいという意欲が強いことは否めない。良く人間の意欲は目に表われると言われるが、眼に力のある若者も途上国のほうが多いように思えるのだが。知的ハングリーの向かう先はどこにある。

2007/9/2

Unavoidable Road

ON
体調不良もあって、この数日間は色々なことを考えさせられた。時間をやり過ごす習性の少ない自分にとって、感じているものの正体を暴こうとすることとの葛藤はタフな作業と言える。現実の中に生まれるドラマは、ある意味、演じるものよりも感動的であり、リアルな世界だ。この孤独な舞台の上で、ひとつずつ積み上げていくしか自分を強くはできないが、もしステージの入口に苦・楽と標されているならば、迷わず苦を選ぶべきであろう。何かを成し遂げていくときに、避けては通れないものが必ずある。

2007/9/1

Crossroad

ON

数日間のブログ未更新に、「どうしたんだろう。」とご心配を掛けたことと思いますが、再び目の角膜に傷がつき、まともにPCを見ることができなくなってしまい、止む無く休止していました。多分一番残念だったのは私自身ですが、その間何度もチェックして下さった方にもお詫びします。目の方は、大分回復してきました。この間ベトナムで技術指導にあたっていたTGTのTNui君が三週間の出向を終え、無事タイに戻ったとの連絡があり、TGC堀川君のブログに載っている通り、TGT座間君が中国に技術指導に飛んでいる。このように海外子会社間の交流頻度が高まることも事業グローバル化の一環として捉えることができる。タイトルのCrossroadは、交差路や岐路と訳すことができるが、TAIYO GIKENも、これまでゴールに向かって数々の交差路を渡ってきた。私の感覚には、今また目の前に大きな岐路があり、どの道を通るのか幾つかの選択肢の中から決めることが求められているように感じる。