Do Wonders TAIYO GIKEN 大洋技研工業株式会社
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2008/2/28

Lead Time and Inventory Cost

ON

ベトナム現法で、Assy(最終製品)をつくるに当たり、受注リードタイムと調達、生産、納入リードタイムという観点から、基準在庫をどのように設定すべきかということを経営管理上のBS,PL,CFをも踏まえて、議論した。もう一つのモノづくりのポイントとなる点だ。お客様の立場からすれば、JUST IN TIMEの発想で、要るものを居るときに居るだけ持ってきて欲しい傾向は、リアルタイムに近づいて行くばかり。海外生産が増えるに連れて、部品調達から生産は、海上輸送が主流になってリードタイムは長くなる傾向にある。さらに生じてくるのが、受注変動も踏まえて、どれだけの基準在庫を持てばいいのかという疑問。へたな管理をすると、無駄なコストが大きくなってしまうし、かと言って余分な在庫を持ちすぎても、資金繰りを圧迫する。定期発注にせよ、定量発注にせよ、一応の理論はあるのだが、理恵を踏まえて改善案を考えなくては真の安定供給は望めない。この問題は、生産管理システムの永遠の課題の一つであるのだが、久々に頭のトレーニングをした。現実は理論を越えられないので、理論から知恵を導きたい。

2008/2/26

Production Paradigm Change

ON

タイの座間副社長から、建設中の新工場の現況写真が送られてきた。二週間前と比べて明らかに進んでいる様子が分かる。現在、この工場で必要な設備選定を行っている最中で、投資額もさることながら、当工場の稼働によって、TGのパラダイムを大きく変えることが期待される。と言うのも、いわゆる現在のモノづくりは、最近の製造業の学術研究会のテーマなどにも取り上げられているように、二つに分離されるからだ。一つは、言うまでもなく生産をするという機能のことであり、もう一つは、調達、原価等を踏まえて新しい最終製品をまとめあげる機能だ。この二つは、混同しやすいが共にモノづくりの技術となる。当社を含めて海外生産の比率が高くなってくると、日本の空洞化が懸念される中で、知恵や管理を中心にしたモノづくりの企画にどのように取り組んでいくのかが、これからの企業の大きな力となり、奥行きの広さに繋がってくると考える。「感動ファクトリー」をクリエイトするためには、もう一つのモノづくりの機能も充実させることが大切だ。

2008/2/20

A Leader

ON
キューバのカストロ元首が引退を発表したそうだ。日本から見ればキューバは遠い国だが、私にとって、カストロ氏の名前は若い頃からキューバという国とセットになって代名詞的な意味合いで響く存在であった。既に50年近くトップの座につき、私が知る限りでも同氏の半生は、波乱万丈で常に危機と隣り合わせのものであっただけに、都度何を思い行動してきたのかという点に興味がある。賛否はともかく、生涯反米を貫き通したという点では、誠に強い信念の持ち主であったことは間違いないであろう。これでまたひとつの時代が終焉し、新たなリーダーにより、国の将来が方向付けられていくのだが、美しいカリブの国が平和に発展することを願うばかりだ。

2008/2/18

Real Time Management

ON

2007年度の統計を整理している最中だが、海外を含めたグループ全体の販売高は過去最高になりそうだ。結果だけで見れば、グローバル対応以前の二倍に到達する勢いだが、海外への生産移転候補機種の絞り込みもあって、受注動向のチェックをする機会が増えてきたが、特に国内市場は、多品種変量/微量状況が顕著になってきており、国内では直接生産をする量は減ったとしても、毎日変化し、製品ごとに求められる管理工数が大幅に上昇することが考えられる。こうした状況下、事業の進化を考えるとき、グローバル対応と並行して、IT活用を含めたリアルタイム経営への対応も切実になってきたように感じる。

2008/2/14

Production Shift

ON

岐阜事業所で、ベトナム現法への生産移転ミーティングを行った。受注実績、仕様の類似性・共有性等を考慮して、対象20機種の内、8機種を第一弾として選定した。得意先への安定供給を最終目標として、これから細部を詰めていく必要があるが、今期は相次いで中量少量の機種も含めて移転プランを実行して行く。何よりもお客様、そして国内外拠点の相互メリットのために、初期品質を確実につくり込んでいきたい。長年日本で培ってきたノウハウを標準に置き換えて、はじめてつくる海外の人達に技術伝承も含めて移していくためには、グローバルカンパニーの自覚がライン、スタッフの一人ひとりに最低条件として求められる。しっかり頼むぞ、ベトナム。

2008/2/13

Take it easy, and Go

ON

この冬一番の寒波が日本を覆っているようだ。そんな中でブログでもお馴染みの中国現法TGCに赴任している堀川君が昨日今日と本社に来ている。これまでの文筋でも分かるように与えられた機会を真摯に捉えてひた向きに努力をしているのだが、仕事上でいまひとつ、ご自身の中で考えているロールとのギャップに納得できないこともある様子だ。一言で言えば、「焦るな、堀川君。」心の中心にある目標から目を離さなければ、必ず辿り着ける。Think and, Do it! 考えて、良いと思ったことは実践。今回彼女に贈った言葉だが、仕事に対する姿勢は素晴らしい方なので、春はすぐそこまで来ているような気もする。今回の来日が、同君のステップアップの一助になればと願っている。お疲れさまでした。Have a good flight tomorrow.

2008/2/8

A Visitor from Vietnam

ON

現地の正月休みを利用して帰国中の近藤君が本社を訪れた。ランチを挟んで約3時間、時勢や最近感じていること等を話したり、日本→ベトナムへの生産移転プランの概要説明を行ったりした。彼とも30年来の付き合いになるが、その間の事業環境変化や特に最近の時間軸感覚の変化は凄まじいものがあると実感をする。日本が昭和時代を懐古するように彼の働くベトナムでも、少し前の時代を懐かしむ現象が起こっているのも、時間感覚の情緒的回想志向が働いてしまうせいなのかも知れない。日本では60%の小学生が、携帯電話を所有しているということが新聞に載っていたが、デジタル化の波は今後も一層加速することだろう。ともあれ、20点の生産移転品目を皮切りに、前回訪問時、現法の社員に約束をした製品Assemblyの候補をお土産として、帰国後の活躍を期待しています。

2008/2/7

A Man from China

ON

岐阜事業所を巡回していると、紀さんが私に近づいてきた。「御苦労さま。今日はちょうど春節だね、おめでとう。」と言葉をかけた。日本のTAIYO GIKENも少しずつ、国際色が豊かになって来たので、それぞれの人の母国のことも頭に入れながら対応することもちょっとした気遣いだ。日本人が海外に行くと、「日本」をより意識することと同じように、彼らにとっても異国に住んで働くことは、母国をより意識していると思うからだ。戻り際にふと仕事振りが見たくなって、今度は私の方から紀君を探して近づいた。一所懸命に冶具を製作中の姿があった。背中越しに、「こちらの正月は、どうだった?」といった会話をしながら、紀課長の健闘を祈願して記念写真となった。

2008/2/6

Community

ON

アメリカ発の経済不安が各種報道される中で、当社現法(TGA)からもレポートがあり、現地の得意先の計画も一部に下方修正の方向で進んでいるようだ。製品需要の用途が多岐になるので、一概には言えないが、特にレジャー用途のフィールドは苦戦を強いられることが必至の様相だ。グローバル化現象と並行して、FTを駆使したニューエコノミーの在り方には注目してきたが、実体経済にビジネスのフィールドを据える企業にとっても、これ以上余波が悪い方向に行かないように願わざるを得ない。経済環境は、これまで経験をしたことのない状況下にあり、経営セオリーのひとつの市場のリスクマネジメントも、今までとは違った観点から考慮しなくてはならなくなったように感じる。為替変動を含めて、今後は一極支配ではなく共同体の考え方が、グローバル企業には大切になってくると考える。

2008/2/5

Next Stage

ON

中国とベトナムの現法が、春節休みに入った。ベトナムではこの休みのことをテトと呼ぶが、両国ともに最大の年中行事にあたるので、良い休暇を過ごして下さい。さて最近の私の頭の中の多くを支配していることと言えば、当社にとって第二のウエーブとも言えるグローバル化第二章のシナリオづくりだ。前にも述べた国際化とグローバル化の違いを認識しつつ、社会や経済環境変化の向かう先の仮説を立てた上で、実存する国(拠点)と国(拠点)を越える制約条件も加味して、次の一手をどのように打つかという、ある種ダイナミックな作業となる。変革には当然リスクも伴うが、いつに時代も変革をしない現状維持の方がリスクは遥かに大きいものと心得る。

2008/2/1

For the new fiscal year

ON

ご案内の通り、今日から当社は第43期に入った。経営基本方針を作成中だが、方向性を絞り込んで行くのに少々苦労をしている。改めて振り返ると、過去10年間、TAIYO GIKENは良き得意先や乗組員、そして運にも恵まれて当初思っていたよりも遥かに遠くに辿り着いたような気がする。雨や嵐にも遭遇したが、到達地は今のところ間違っていなかったと思う。タイからのレポートでは、第三新工場の建設が写真の如く、床ピット工事に入っており、5月末の竣工をめざして進んでいる。この工事が完了すれば海外6番目の生産拠点が稼働することになる。昨年動き始めたベトナム工場を含めて、生産品目の振り分けが、当面の課題となる。ひと言で言えば、全体最適化の中の生産区分の決定だが、昨年までに84%に達している海外生産比率と相俟って、これから多品種微量生産傾向が一段と高まるので、日本の在り方も知恵の出しどころになる。大企業はグローバル、中小中堅企業はドメスティックという世間の常識に反して大航海に出港したが、これから次のステージ移行に真価が問われる。