Changing
2009.9.23 UPDATE

日本は、“敬老の日”と今日の、“秋分の日”を挟んで、先週末の土日と合わせて、シルバーウィークと称される五日間の連休が終盤を迎えている。当社は完全週休二日制を優先しているので、今週も月曜日から通常稼働をしているが、本社のある国際センターも連休のところが多いらしく、ビル内の商業施設も殆どが休みになっている状況だ。いわゆる国民の休日も近年では休みの長さばかりがクローズアップされることが多く、元来、“国民の休日”が意味するところの趣旨が薄らいでしまってきていることを再考する必要もあるのではないかと思う。「先祖をうやまい、なくなった人々しのぶ。」のが、“秋分の日”の意図とするところだそうなのだが、今日一日は、そんなこともふと心に留めておきたいものだ。また秋の彼岸の中日にもあたるので、これから昼夜のバランスがだんだん夜長状態になってくる。昨日は、岐阜事業所で、「生産管理」のしくみについてのセッションを行った。こういうテーマは、広いところ、身近なところ、さまざまな見方が交差するので、なかなか一体感を持ってことを運んでいくことが困難だが、広いところでは、多種変量化が進む市場動向に対応すべく、工場でのつくり方も、専用ラインから汎用型にシフトしていくという大きな狙いに沿って、ソフト、ハードの両面の構造転換の重要性を認識した次第だ。レイアウト変更のための場所づくりも着実に進んできている。
New Graduates
2009.9.18 UPDATE

国内では、新政権の閣僚人事も公式発表され、内閣の支持率も日経新聞などによれば75%で、政権発足時の支持率としては、歴代二番目の高水準に達したとの報道がされている。一昨日と昨日の二日間、来春卒業を控えた高校生の採用選考会を行った。最近の有効求人倍率を反映するように今年は例年以上の応募があり、二日間をフル回転して面接を行った。応募者をはじめとして当社を推薦して頂きました学校の関係各位の方々には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。機密性保持のため面談内容は語ることができませんが、皆さんとお会いできて面接で色々なお話を聞く機会を得たことをとても嬉しく思い、私自身も大変勉強になりました。素晴らしい可能性を持っている方ばかりなので、できることならば応募者全ての方をお迎えしたい気持ちにもなるのですが、当社も昨今の情勢にもれず、厳しい経営環境下にありますので、全面談終了後、夜遅くまで様々な観点から慎重審議をしました。結果は来週お伝えしますので何卒宜しくお願い致します。このイベントを通じて、現在当社が取組んでいるISO認定取得準備や標準化活動の推進を一層パワーアップする必要性を感じた。
Easy Rider
2009.9.15 UPDATE
イージー★ライダー コレクターズ・エディション [DVD]
支配的な文化に対抗する文化という意味で使われる、“カウンターカルチャー”という言葉があるが、狭義には’60年’70年代のヒッピー文化に代表されるものを示すのだそうだ。衛星放送で’69年製作のアメリカ映画、“EASY Rider”を見ていてふと思い出した言葉だ。長髪の二人組がカリフォルニアからニューオーリンズをめざして、バイクで旅に出るのだが、ステッペンウルフやバーズの曲がBGMに使われていて、いま見ると旅の中で遭遇するする人物との会話や出来事を通じて、当時の時代観を上手く描いている一作だと思う。私がときどき口にする、”マイナリティスピリット“や”常識を疑う“という感覚も、こんな時代背景の中から芽生えたものなのかも知れない。ともあれ今では得意先のひとつになっている、”Harley-Davidson”との取引を実現しようとしているときに、この映画に出演していた、ピーターフォンダやデニスホッパーのイメージが頭の中にあったことは事実だ。今はものが豊かになり、ITの発展により、溢れるほどの情報量が氾濫する中で多様性が進み、支配的な文化自体も見えにくくなってきているような気もするが、”進化“することをテーマにして、移り行く時代のなかで、いつも、「今がベスト」という自分をめざして頑張りたいものだ。
One TG
2009.9.11 UPDATE

昨日訪れた岐阜事業所では、生産設備の移動に備えて外部業者によって床のピット工事をしている様子を見ることができた。ここに樹脂成型機を移動して、いま成形機のあるところに完成品収容のための自動倉庫を搬入する予定があるからだ。段階的に製品を管理するための道具を導入し、これからの工場の姿が想像できるようになりつつある。製品の移動は自力でやらなくてはならないので労を伴うが、これからの、“あるべき姿”を描いて道具に使われるのではなくて、有効活用できるようにベクトルを合わせて行く必要がある。この改善が進むと、次のイメージも描かれているので一つ一つ着実に進めて行きたい。大きな目で見ると、日本の岐阜事業所では、生産スペースを縮小して、管理スペースをつくりだすことが、ハード面の課題になっているが、これに人間の知恵とも言えるソフト面が両輪になってはじめて設備の投資効果が生まれてくることを念頭に置く必要がある。同時進行で、これまで日本でつくっていたものを海外拠点でつくることの検討も進めているが、この結果が単に日本の、“空洞化”になってしまうのではなく、知価生産“への転換になるように、もっと大きな視点からものを考えることの重要性を感じている。折しも今日は、アメリカで起こった同時多発テロから8年目のメモリーディにあたる。TGも世界の各地に拠点があるが、広い意味で、”ひとつのTGブランド“をつくるために”One TG, One Dreamを実現させていきたい。”Think Global, Act Local”。※改めてあの事件で犠牲になった方々のご冥福とご家族に対して哀悼の意を表したい。
Chinese Yuan
2009.9.9 UPDATE

「元建て国債」など、中国の人民元の国際化への動きが顕在化しだしたようだ。真の国際化までにはまだ相応の時間がかかるとの見方が主流だが、一歩一歩歩みを続けていることは間違いのないことのように思われる。先月TGC(中国現法)を訪れたところなので同国の変化の速度が身近に感じられる。昨日の経済新聞にも日本の主要企業の販売額が本国を凌ぐ割合に到達しているという文脈の記事が一面に掲載されていた。無論前回の出張で私が見たものは一部の景色に過ぎないが、国土や人口、そして何よりも人のもつバイタリティというか生命力みたいなものを感じざるを得なかったことは事実だ。当社もこれから幾つかの新製品製造や生産移転などを加速させて同拠点の重要度を高めていくつもりだが、かつて近くて遠い国だった中国が、身近に感じられることは私の中の喜びでもある。これからの活動が、広い意味でこれまでにつくられてしまった両国の先入観を打破して、双方の発展の一助になれば幸いだ。民凱、がんばろう。
Blowin' In The Wind by Bob Dylan
2009.9.5 UPDATE

土曜日の午後、鍼灸院での治療の後、ルーティンのようになってきているのが、夕刻前の散歩。自宅から1`くらいの距離のコーヒーショップをめざして歩く。何でもないことなのだが発病前には考えられなかった行動だ。退院後のオフは、土曜日はできるだけ歩き、日曜日には一度は車でドライブをする。それぞれがリハビリの一環としてやっていることなのだが。ゆったりとした時間のなかに身を置くこと自体が、今までほとんどなかったので、ある種不思議な感覚のなかにいるようにも思える。“振り返らずに前を見て、”というのが代名詞のような生き方をしてきたので、戸惑うこともないわけではないが、今はオンのときに、“自分が自分らしくあるために、”必要なこととしてエネルギーを蓄積しているような感覚だ。突破口というか切り口を探し当てることは、道を拓いていくためにとても大切なことだと思うが、こうした時間のなかにも、風の中にヒントが舞っているのかも知れない。ディランなら何と言うのだろうか。
Election
2009.9.1 UPDATE

日曜日に行われた衆院の選挙では、民主党が大勝し、野党第一党が議席の過半数を獲得する形の政権交代が実現した。色々な意味で閉そく感が漂っているなかで、”Change”を求めるひとが多かったことが要因の一つであったように思える。民放だが、城山三郎氏が書いた原作を元にして、「官僚たちの夏」というドラマが放映されている。いわゆる日本の高度成長期を政治家や官僚がどのようにして社会や産業を育成して国を導いていったかという側面を描いたものなのだが、“志”は同じでも、ものの見方の切り口や進め方には登場人物ごとに違いがあって、そのぶつかり合いや決断に至るプロセスを興味深く見ている。今回の政権から伝えられる、官僚主導から政治主導への転換でも、当時とは異なる時代背景のなかで、さまざまなドラマや凌ぎ合いが展開されることと思うが、“世界と国家”という観点から、今後のなりゆきを注目していきたい。
Profile:

石見 光久

Ishimi Mitsuhisa

大洋技研工業株式会社

代表取締役社長/グループCEO

53年名古屋市生まれ
76年米国東オレゴン州立大学留学
77年大洋技研工業入社
同年フィリピン現法出向
82年取締役就任
87年常務、88年専務
89年代表取締役社長に就任
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