All things must pass
2010.12.28 UPDATE

「他人から信頼や信用を得るためには永い時間が必要だが、失うのは一瞬のことで決まってしまう。」TGT(タイ現法)のショーのブログを見ていて、創業者が良く私に言っていた言葉を思い出した。今思えば、慢心や油断を戒めるための教えであったと思う。タイからのブログは、私だけでなく多くの社員が興味深く、楽しみに読んでいるので、これからも、近況のアップをお願いします。さて、TGJは今日が仕事納めの一日になりました。昨日は岐阜事業所、今日は本社でそれぞれ挨拶をしたのですが、数字上では、海外拠点を含めて大幅に落ち込んだ昨年と比較して、やや持ち直した形で過ぎようとしています。これも一重に得意先をはじめとして、各社員の努力のお陰だと感謝しています。しかし正直なところ達成感という観点からすれば、まだまだ自身の描いているものとは距離があるというのが実感です。経営環境は過去にないスピードで変化をしている。ただ単に流れに任せていては企業の継続や発展は望めない昨今、もう一度、しっかり足を地に付けて、未来からのTGを考えなくてはいけない。そしてそれが、前出の、「事業全体最適」と社員一人ひとりの、「自己実現」に繋げるために何をしなくてはならないのか。じっくり考えてみようと思っている。All Things Must Pass(世の中に常はない)。採用活動のためにつくった、TGや私自身の歩いてきた歴史を小説化する際に選んだタイトルだが、今が変わり行く時代をリードする好機なのかもしれない。過去への郷愁よりも未来への好奇心のほうが強くありたいと思っている。ともあれ、今年一年に感謝をして、TGJの仕事納めとします。
Total Optimization
2010.12.25 UPDATE

早いもので、今年もあと一週間を残すのみになった。年末恒例行事となっている、「経営会議」と「年末慰労会」を開催した。米国発のサブプライムローン問題、リーマンショック以降、国内の景気は低迷を続け、今年も一年大きな回復感がないままに過ぎ去ろうとしている。政治状況も混迷が深まるばかりで、各方面で先行き不安が高まっている環境下にある。これまで世界をリードしてきた欧米や、それに追従してきた日本も、財政バランスが悪化してきており、為替動向を含めて経営環境の先行きを予測することが極めて困難な状況にある。広い意味で、今が時代と時代の繋ぎ目の時期にあることだけは間違いがなさそうだ。企業活動も、グローバル経済が広がっていく中で、これまでなかった新しいビジネスモデルを構築していかなくてはならない。経営会議では、「事業全体最適」という言葉を使って、これから当社が進むべき方向性についてレクチャーしたが、Think Globally, Act Locallyという言葉があるように、具体的にどのように動けば良いのかということを語るのは難しい。会議では、事例を使って考え方を説明したが、「あ、それをやればいいんだ。」という具合にとらえて欲しくない。出席者が、事例を参考にして自らの頭で考え、行動し、海外子会社を含めて、当社のビジネス全体の、“最適化”とは何かを念頭において、これからスクラップ・アンド・ビルトしていった結果として実現できる課題だと考える。高いハードルほど、越える価値も大きい。今日はお疲れさまでした。
Be ambitious
2010.12.13 UPDATE
マッサ(岩田)、ショー(入江)、シェン(山崎)、改めてマネージャーへの就任おめでとう。「人間学」の第一人者として知られる、船井幸雄氏は著書の中で、人間が成長していくためには、二つの要素が必要だと説いている。ひとつは、自身が必要性を感じること、もうひとつは、せざる負えない環境に入っていくこと。現地からのレポートを見ていて、それなりの緊張感のなかにも、彼らの想いを感じ取ることができて嬉しく思っています。これから時間は充分にあるのだから、焦らずに成功への階段を確実にステップアップしていって欲しいと願っています。TGT(タイ現法)も創立以来14年が経過して、僅か7名の社員でスタートした事業が、今では400名を越す規模にまで拡大をしてきた。多分、赴任当初は何から着手してよいのか分らずに、手探りの状態だと思うが、現実の中に必ずある問題点を感じ取り、妥協していいところと譲れないところを判断して、こうすべきだと思ったことは、勇気をもって実行していってください。「はじめからできる奴なんていない。」でも、努力は自分を裏切らないものだから、大きなものに流されそうになったときこそ、Small But Globalのスピリットを意識して、小さなことにも情熱的に取組んでいってください。現地からのブログもはじまったので、近況も随時アップしてもらえれば幸いです。
Takeoff
2010.12.9 UPDATE

「今の日本は、アジアから見たらどのように映るのだろう。」そんなことを思いながら、朝8時、TGT(タイ現法)に出向する三名を見送るためにセントレア(中部国際空港)に向かった。先進国が金融経済なら、実体経済の軸は、確実に日本から他のアジア地域に移行しつつある。そんな中で、ものづくりの、「現場力」の強化に伴って、「経営力」を高める必要性があると感じて彼らを派遣するのだが、同拠点にとっても、これからの人材育成という意味からも大きなイベントなので、今回赴任のスタートにはコーディネーターとして経営企画室の大坪Mgr.広報取材スタッフに同室猿渡君を同行させることにした。フライトまでのひととき空港内のコーヒーショップに行き、ささやかな壮行会となった。『意志が、道をつくる。』という言葉が私は好きだが、良い意味で、彼らの意志がこれからのTGTをどのように変えていくのか楽しみでもある。そして、いつもリスクと隣り合わせにあるチャンスを自分のものにして、ひと回りも、ふた回りも大きな人材に成長して欲しいと願っている。搭乗口で見送る彼らの背中に、エールを送るつもりで手を振った。
Who's Next?
2010.12.1 UPDATE
「世の人は、我を何とも言わば言え、我が成すことは我のみぞ知る。」、久しぶりに年間を通して毎週観ていた、今年のNHK大河ドラマ、「龍馬伝」の最終回、福山雅治が演じる、坂本龍馬の台詞で、この言葉が印象に残った。時代や、世の中の常識を変えようとするとき、その時代の主流派からは理解をされなかったり、抵抗されたり誤解をされたりすることは当然起こることだろう。それでも成し遂げなければ現状は変わらないので、“志”や“信念”を貫いて、道を切り拓いていく様を描いたドラマだ。ご承知の通り、彼の死後日本は、「明治」という新しい時代に入っていくことになる。言いようのない、「閉塞感」が漂っている現在の日本、幕末の人物たちが最近話題になっていることも何か関係があるのだろうと推測しながら観ていた。昨日、TGT(タイ現法)の経営力の強化という特命を受けて、タイに赴任する三名の若者たちに辞令を配布した。敢えて経験の少ない人を選任することにはそれなりの意味がある。改善ならベテランを選んだほうが良策だろうが、改革には先入観がむしろ妨げになることのほうが多いのではと思うからだ。残念ながら、ビザ取得のため大阪に出張中であった山崎君は同席できなかったが、会社の改革と自己実現ということについて、岩田、入江両君に話をした。二人からは何らかの大志めいたものを感じることができた。彼らが、胸の奥に持っている、“志”を貫いて、自己実現を体感できたときに、彼らの成長とともに、海外子会社も成長していくだろうことを期待している。そしてこんな若者たちが、これからの日本を担っていくのではないかと思っている。
Profile:

石見 光久

Ishimi Mitsuhisa

大洋技研工業株式会社

代表取締役社長/グループCEO

53年名古屋市生まれ
76年米国東オレゴン州立大学留学
77年大洋技研工業入社
同年フィリピン現法出向
82年取締役就任
87年常務、88年専務
89年代表取締役社長に就任
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