Answering Message
2011.8.31 UPDATE
山崎君のブログを読んでいて、“現状否定”という言葉が浮かんできた。会社や工場の改革をすすめる際に最も重要な要素だと言われる。様々な葛藤の中から、今にたどり着いたんだろうと推測する。“現状否定”はマイナス思考とは違う。組織を進化させるために不可欠な思考習慣であり、経営者に必要な要件でもある。この思考がないと組織は、“現状維持=後退・衰退”の道を辿ってしまうことになる。広い意味でそれに気づきはじめたのだろうと私は考える。今話題になっている著書、「憂鬱でなくては、仕事じゃない」というタイトルに象徴されるように、ひとつのことを乗り越えていくことは精神的にも肉体的にもタフな作業だが、これを乗り越えた時に感じるだろう達成感を心の支えにして、一歩ずつ“道”を切り拓いていって欲しいと願っている。体に気をつけて、精進を重ねていって下さい。苦労を掛けるね、ありがとう。
Leadership
2011.8.30 UPDATE
政権政党である民主党の代表選挙が行われ、新代表に野田氏が選ばれた。従って同氏が日本の新首相となる運びだ。日本のトップリーダーは、間接民主制によって選出されるので、いまひとつ国民の関心は盛り上がっていない様相だが、震災の復旧、復興を含めて、世界のマクロ情勢が大きく転換している時期なので、野田氏の手腕に注目をしていきたい。前出、”Speed of Trust”のなかで、著者は、リーダーシップとは、信頼の構築を通じて結果を出していくことだと定義している。何をやるにしても、不信感が増大するとスピードが鈍り、コストが増大してしまうという論理だ。「誰がやっても同じだ。」という論調があるが、「誰がやっても難しい。」のであって、だからこそ誰に任せるのかが重要だとも言える。政治に限らず、リーダーのポジションにあるものはこのことを肝に銘じる必要があると感じる。
Like a Rolling Stone
2011.8.17 UPDATE
一週間の夏季休暇が終わって今日から再稼働になったが、日本では節電が呼びかけられているなか連日35度を超す、いわゆる猛暑日が続いている。過ぎてしまえば、束の間の休息であったようにも思われるが、この間にも私の頭を離れなかったことが、休日前に一時帰国していたTGT(タイ現法)の山崎君との懇談の場面だ。同拠点ではこれから、「生産管理のしくみ構築」という大きな課題に取り組んでいくのだが、同君が語る現地の実情は、オーガニゼーション・ギャップとでも言うべき、人と人のhuman relationについての問題点の指摘であったことだ。彼の話を聞いていてスティーブン・コヴィー博士の著書、「Speed of Trust」を思い出した。この本は、“信頼”がスピードを上げ、コストを下げ、組織の影響力を最大化するという理論を解説したものなのだが、厄介なことに、人間は感情の生き物であって、理論が整然としていても心が動かなければ行動が変わらないというところだ。古典的な経営学に、「組織のXY理論」という説があるが、これも人間の矛盾するところを両極の立場から指摘する理論だ。「表と裏」、「光と影」色々な表現があるが、全ては人間の内面のできごと。ゆえに時として、ぶつかり合いながら進めなくては解決できないのかもしれない。転がる石のように。
Profile:

石見 光久

Ishimi Mitsuhisa

大洋技研工業株式会社

代表取締役社長/グループCEO

53年名古屋市生まれ
76年米国東オレゴン州立大学留学
77年大洋技研工業入社
同年フィリピン現法出向
82年取締役就任
87年常務、88年専務
89年代表取締役社長に就任
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